ル・ポール粟島 事業の未来
小さな島の宿から、観光の未来を。

香川県・三豊市。瀬戸内海に浮かぶ小さな島「粟島」。ここにある宿泊施設「ル・ポール粟島」は、1990年に建てられた静かな宿です。2025年4月、本気モードはこの施設の指定管理者として、島の再生に本格的に乗り出しました。宿泊・食・体験・文化──観光を起点に、島の魅力を次世代へつなぐプロジェクト。
小さな一歩かもしれません。でも、未来を変える挑戦がここから始まっています。
託されたのは、この島の未来

粟島海洋記念公園の指定管理者として、本気で挑む。
かつて海員学校のあったこの島は、海の記憶が残る特別な場所。しかし、人口減少と観光衰退でその光が弱まりつつあります。
この現状に向き合い、観光を通じて持続可能な経済をつくること──それが私たちが託された使命です。
中心となるのは「ル・ポール粟島」。宿を起点に、人の流れと島の価値を生み出す拠点として、ここから再生に挑みます。
波音に、心がほどける「島宿」
船でわずか15分──たどり着いた先にあるのは、静かな時間。「ル・ポール粟島」は、海と空と自然が五感を解き放つ“島宿”です。
洋室・和室に加え、ペット同伴のキャビンも完備。家族旅行、ソロ旅、リトリート滞在など、どんな世代の旅人も温かく迎え入れます。
食事は地元の食材をふんだんに使用した“島ごはん”をご提供。夜には海ほたるが光り、朝は鳥の声に目覚める──ここには“心がほどける時間”があります。

粟島という舞台
粟島は、3つの小島が砂州でつながった珍しい地形の小さな島。北前船の寄港地として栄えた歴史をもち、今も古い街並みや海洋文化が息づいています。
また、瀬戸内国際芸術祭の舞台としても注目され、多くの観光客が訪れる場所でもあります。ここでしか見られない、ここでしか過ごせない時間が、確かに流れています。

観光・体験・地域とともに、持続可能な島づくりを
ただ“宿を運営する”のではありません。私たちが目指すのは、観光を起点とした持続可能な島づくりです。
宿泊・食・体験などを通じて、訪れた人が“また来たい”と思える島に。地域の人と一緒に価値をつくり、文化や経済を未来につなぐ。
「ル・ポール粟島」は本気の力で今、動き始めました。