樋口 憲一 Kenichi Higuchi
Origin Story
なぜ、この会社を
作ったのか。
香川県三豊市。
瀬戸内の海と里山に挟まれた、人口6万人のまち。
そこには、まだ誰も形にしていない価値が、いたるところに眠っていた。
地元の農家が丹精込めてつくった作物も、廃校になった小学校も、島への渡船も——
それらはバラバラに存在していた。
つながっていなかった。
経済の血流が通っていなかった。
「地方には価値がある。ただ、つながっていないだけだ。」
— 樋口 憲一
その確信から、2015年、株式会社本気モードは生まれた。
ECで地方の商品を全国に届け、廃校をチョコレート工場に変え、島に人を呼び込む。
それぞれの点を、事業というラインでつないでいく作業が始まった。
でも、それはまだ始まりに過ぎない。
本当にやりたいのは、もっと大きなことだった。
The Architecture
地方社会を動かす、
OSを設計する。
スマートフォンには、iOSやAndroidというOSがある。
アプリはそのOS上で動き、互いに連携し、一つの体験を生み出す。
地方社会にも、同じものが必要だと思った。
産業、経済、人、データ——
地方に散在するすべての資源が、
一つのシステムとして連動したとき、
地域は初めて「自走する経済圏」になる。
バラバラな産業を接続し、地域経済を一つのシステムとして動かす。
本気モードの6つの事業は、
それぞれが独立したビジネスであると同時に、
地方社会OSを構成する「モジュール」でもある。
一つ一つのピースが、やがて大きな絵を描く。
「事業をつくるのではなく、地方社会が動く仕組みをつくっている。」
— 樋口 憲一The Dream
今この世界に
存在しない価値を、
生み出したい。
樋口憲一には、一つの夢がある。
幼い頃に夢中になったマンガ——
ドラゴンボールに登場する「ホイポイカプセル」。
小さなカプセルから、
家も車も道具も取り出せる。
それは単なるSFの話ではない。
テクノロジーと仕組みの力によって、実現できる未来の可能性だ。
物理的なモノの制約を超えた世界。
場所を問わず、必要なものが必要なときに現れる世界。
そのような「新しい価値の形」を、
本気モードは事業を通じて少しずつ近づけようとしている。
EC・製造・観光・AI・ふるさと納税を横断しながら、地方に「つながる仕組み」を実装する。
各事業が連動し、地域経済が自走するシステムとして稼働し始める。データと人流と産業が一体となる。
今の常識を超えた新しい価値の形を実装する。ホイポイカプセルのような、想像の先にある未来へ。
「本気モードの事業は、その未来を実現するための準備でもある。」
— 樋口 憲一Local × Global
地方には、まだ
眠っている価値がある。
地方は「衰退している」と言われる。
人口が減り、産業が細り、若者が離れていく——と。
しかし樋口は、そう思っていない。
地方には、使われていない価値がある。
それらをつなぎ直すことで、
地方は世界に誇れる経済圏になる。
地域に根ざした人の技術と情熱は、どんなAIにも代えられない資産だ。
廃校が工場になる。農地がブランドになる。眠った産業資源を経済に変える仕組みがある。
地域の祭り、食、景観——その土地にしかない文化は、最大の差別化要因になる。
使われていない土地と空間は、新しい産業の種を宿している。廃校然り、空き家然り。
AIとデジタルの力は、地方と都市の格差を逆転させる可能性を持っている。
「つないでいない価値を、つなぐ。それだけで、地方は変わる。」
— 樋口 憲一Media & Activities
メディア掲載・活動実績。
樋口憲一の社外活動・メディア掲載をご紹介します。
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地方社会を、
自走させる。
Honki Mode — Mitoyo, Kagawa

