サステナビリティへの取り組み
続いていく価値を、私たちの手で
サステナビリティ(Sustainability)とは、 「地球・社会・暮らしを、未来にわたって持続させていくための姿勢や仕組み」のこと。 ただ環境に優しいだけでなく、働き方や地域との関わり方も含めた“あり方”の再設計です。 企業にとってのサステナビリティとは―― 作って、売るという流れの中に、「どんな素材を選ぶか」「どう働くか」「誰と関わるか」を問い直すこと。 本気モードは、スイーツ製造・EC運営・IT開発・地域連携といった多様な事業の中で、 “持続できる”ではなく、“続けたい”と本気で思える仕事をつくっていきます。
カーボンニュートラル

甘さの裏に、地球へのまっすぐな選択を
カーボンニュートラルとは、CO₂などの温室効果ガスの排出量を抑え、残った分は吸収・除去することで、実質ゼロにする考え方です。
企業の“おいしいものづくり”にも、その視点は不可欠です。
本気モードはスイーツ製造という日常の中で、見えない排出と向き合い、具体的な削減に取り組んでいます。
本気モードの主な取り組み
- Scope1〜3に基づくCO₂排出量の可視化
└ 原材料の調達〜出荷・販売まで、すべての工程の排出源を把握 - 生分解性パッケージ・簡易包装の推進
└ 環境に還る素材・過剰包装の見直し - 地産地消を活かした原材料調達
└ 地元農産品を優先使用し、輸送にかかる排出量を低減 - 再生可能エネルギー導入の検討・準備
└ 使用電力の一部を順次クリーンエネルギーへ - 外部機関と連携した環境評価・改善
└ Eco Action 21、中銀E.S.G支援、Foundation Earth などと協力
「意識」が生む、小さな変化の積み重ね
CO₂排出の見える化は、「数字を取ること」が目的ではありません。
・製造ラインのエネルギー効率
・日常の作業フローの見直し
・素材や資材の選択の背景
そうした「細部の問い直し」から、現場の意識が変わり、行動が変わり、積み重ねが削減へつながります。
未来の子どもたちが、胸を張っておいしいと思えるお菓子を届けたい。
地球にとっても、社会にとっても、優しい“甘さ”を私たちは選び続けます。
オートメーション化
業務の“質”を変える。人の時間を取り戻すために。
日々の業務には、気づかないうちに「無理なくこなしているようで、積み上がる負担」が潜んでいます。

・複数モールへの同一商品の登録作業
・ECの売上集計や帳票の印刷・送付
・出荷情報の転記やチェック作業
「これ、前にもやったよね?」と感じる手間の数々
こうした繰り返しは、実は人の集中力や創造性をじわじわと奪っていく“目に見えないコスト”です。
私たちのDXは「現場から、リアルに変わる」ことが前提
本気モードの社内には、システム開発部門「テクノ村イノベーションフォージ(TIFG)」があります。
この部門では、「もっと楽になる方法はないか?」を自社の業務現場から掘り起こし、
自ら開発し、自ら使い、改善し続けるというスタイルで、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
オートメーション導入例
- 商品一括登録システム
└ 各モールへの商品登録作業を一括化し、登録時間を大幅に短縮。ヒューマンエラーも激減。 - 帳票出力+QR連携システム
└ 転記・印刷・貼付・照合作業を全自動化し、日次作業を短縮。 - 売上レポートの自動生成ダッシュボード
└ 毎週手作業で行っていた作成業務を完全自動化。
オートメーションがもたらす「働き方の再定義」
私たちが目指すのは、単なる「効率化」ではありません。
空いた時間を、もっと価値あることに使えるようにすること。
オートメーションは、単に仕事を減らすのではなく、人が本来やるべき仕事に集中できる環境を整えるものだと考えています。

・売上の背景を読み解く時間
・スタッフ同士の会話や確認の余裕
・次のサービスを考える“未来への時間”
「未来っぽい技術」を取り入れるだけでは、本当のDXにはなりません。
大切なのは、働き方そのものを見つめ直し、より良い形へと変えていく覚悟。
私たちは、現場に根づき、本当に使われ続ける仕組みを、丁寧に、まっすぐに届けていきます。
地域交流
この場所で、ともに育つ企業でありたい
本気モードのスイーツ製造拠点である「大浜スイーツアカデミー」は、廃校となった小学校を再活用して生まれた特別な場所です。
子どもたちの笑い声が響いていたその空間は、今、スイーツを生み出す工房として生まれ変わりながらも、地域とのつながりを大切に残し続けています。
「ものを作る場所」だけでなく、人と人が関わる場として、本気モードは地域の皆さんと共にある企業でありたいと願っています。
地域との取り組み(一部紹介)
- 2023年 夏「大浜まつり」
創業記念と大浜スイーツアカデミーの開校を祝い、地域の皆さんと共に開催。 体育館を活用し、縁日風の出店、スイーツ販売、カラオケ大会、ミニ花火大会などを実施。
- 地元獅子舞との文化交流
秋祭りの時期には企業や家庭を巡る地元の獅子舞保存会が訪問。 スタッフと共に舞を楽しみ、地域文化を尊重・参加。
- 2025年開催予定「大浜おもてなしフェス」
四国の“お接待文化”をテーマに開催。 ウォークラリー、体験ブース、地元屋台など、3,000人以上の来場を迎えた大規模イベント。
私たちがこの地にいる理由は、工場を建てるためだけではありません。
暮らしの中に企業があることを、地域の皆さんと一緒に形にしたい。
経済と文化と笑顔が続いていくように。私たちは、地域とともに育っていきます。
安心・安全への取り組み
「大切な人にも食べさせたい」と思えるものを
廃校となった小学校を改築した「大浜スイーツアカデミー」は、温かみと歴史を感じられる、地域に根ざした特別な工場です。
私たちは、お客様に安心してスイーツを楽しんでいただくため、衛生管理と安全対策を徹底し、日々の環境づくりに取り組んでいます。
最新の設備と管理体制を整える一方で、建物がもつ「学校らしさ」は、あえて大切に残しています。
製造に関わるすべてのスタッフが協力し、来訪者にも衛生ルールのご理解・ご協力をお願いしています。
ここでつくるスイーツは、ただの“食べ物”ではなく、愛情を込めた贈り物だと考えています。
安心と清潔を守る取り組み例
- エリアごとに衛生レベルを分けた導線設計(清潔区・作業区・搬入口など)
→ 食材や製品が汚れに触れないよう、作業エリアを段階的に区分けしています
- 衛生ルールの徹底運用と外部からの指導体制
→ 品質管理の専門部門による定期チェックと、改善フィードバックを実施
- スタッフ全員が「衛生の担い手」
→ 製造に関わる全メンバーが高い意識を持ち、「安全のプロ意識」を育んでいます
- 訪問者・見学者もルールを守る共通文化づくり
→ 一時的な訪問でも、入場前の手洗いや服装チェックを徹底

「このスイーツを、自分の家族にも食べさせたいか?」
私たちはそう自問しながら、心を込めて丁寧に一つひとつをつくっています。
安心できる環境こそが、美味しさの土台だと信じています。
情報セキュリティ
信頼は、守り続ける姿勢から
本気モードは、WEB制作・EC運営・システム開発を展開する企業として、
情報を守る力は、サービス品質と同じくらい重要だと考えています。
とくに社内では、システム開発部門「テクノ村イノベーションフォージ(TIFG)」が中心となり、 全社的なセキュリティ強化の基盤づくりを進めています。 ネットワーク構成の見直し、アクセス制御の厳格化、情報資産の棚卸しと再設計など、 インフラから業務運用レベルに至るまで、「セキュリティが文化として根づく組織」を目指して取り組んでいます。
制作部門での具体的な取り組み
- ISO/IEC 27001(ISMS)認証を取得
→ 情報資産の洗い出し・運用ルール・継続的な改善サイクルを構築
- 顧客情報・契約データ・制作物の適切な保存とアクセス制限
→ 必要最小限のアクセス権・安全なクラウド保管環境を運用
- セキュリティ教育の定期実施
→ フィッシング・パスワード管理・デバイス設定など、実践的な研修を実施 - インシデント時の対応体制の整備
→ 初動マニュアルの策定、訓練の実施、発生時の報告フロー明確化
セキュリティ対策とは、“やったふり”では守れません。 社員一人ひとりの行動が、会社の信頼を形づくります。 本気モードは、日常の延長線に「守る力」を育てています。